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ストレングスファインダー®とは?

ストレングスファインダー®は、自分の強みや才能を見つけるのに役立つ自己分析ツールです。オンラインで177個の質問に答えることで、34の資質の中から自分を特徴づける資質を知ることができます。自分が持っている強みや資質を知ることは、人生や仕事をより充実させるきっかけになるかもしれません。この記事では、ストレングスファインダー®について、基本的なところから活用法まで解説します。
ストレングスファインダーとは?
まずは、ストレングスファインダーがどういったツールなのか詳しくみていきましょう。
全世界で2300万人が使用する才能診断ツール
ストレングスファインダーは、アメリカの調査会社ギャラップ社(Gallup社)が開発した「才能診断」ツールです。オンラインで177個の質問に答えると、自分の才能(強みの元)となる資質が明らかになります。
ストレングスファインダーで言うところの才能の定義は、「無意識に繰り返される思考・行動・感情のパターン」です。つまり、自分の思考、行動、感情の特徴そのものが自分の才能(強みの元)と言うことになります。そしてその資質が上手く発揮されるとき「強み」として現れます。
全世界で2300万人以上の人が利用し、自己理解や企業のマネジメントツールとしても取り入れられています。
3つの診断方法と2種類の診断結果
ストレングスファインダーの診断方法には次の3つがあります。
①アクセスコード付きの書籍を購入する ②ギャラップ社の公式サイトにアクセスし、コードを直接購入する (ten-to.経由でコードをご購入いただく場合、割引特典があります!詳しくはお問い合わせください) ③専用アプリをインストールして診断する |
また、診断結果は大きく2種類の表示方法があります。
・上位5資質のレポート ・34資質すべてのレポート |
「上位5資質のレポート」のコードは①②③すべての方法で購入することができ、「34資質すべてのレポート」のアクセスコードは②③で購入が可能です。また上位5資質を知った後に、34資質すべてを知りたい場合は、②③から「アップグレード」プランを購入しましょう。
4つのグループと34個の資質
ストレングスファインダーの資質は、全部で34個あります。また、それらの資質は次の表のように大きく4つのグループに分類されています。
影響力 | 人間関係構築力 | 戦略的思考力 | 実行力 |
---|---|---|---|
活発性 | 運命思考 | 学習欲 | アレンジ |
競争性 | 共感性 | 原点思考 | 回復志向 |
コミュニケーション | 個別化 | 収集心 | 規律性 |
最上志向 | 親密性 | 戦略性 | 公平性 |
自我 | 成長促進 | 着想 | 慎重さ |
自己確信 | 調和性 | 内省 | 信念 |
社交性 | 適応性 | 分析思考 | 責任感 |
指令性 | 包含 | 未来志向 | 達成欲 |
ポジティブ | 目標志向 |
4つのグループの特徴
影響力グループ
まず影響力は、活発性や競争性、コミュニケーションなど、「人に影響を与えたい」「人を動かしたい」というように、影響力にまつわる資質がこれに当たります。
人間関係構築力グループ
次に人間関係構築の資質は、「人とつながりたい」「良好な関係性を築きたい」というように人間関係構築にまつわる、適応性、共感性、個別化などがこのグループに属します。
戦略的思考力グループ
また戦略的思考力の資質については、「考えたい」「頭脳活動をしたい」というように、戦略的思考にまつわる分析思考、着想、学習欲などがこれに当たります。
実行力グループ
最後に実行力の資質は、アレンジ、回復思考、信念というように、「何かを実行したい」「目的を完遂したい」というように実行力にまつわるグループです。
資質の組み合わせ
ストレングスファインダーの公式サイトによると、トップ5の資質が同じ組み合わせになるのは3300万人に1人と言われています。また、資質の順番によってレポートの内容が決まるため、同じ資質でも人によって違う説明が書かれることがあります。
上位の資質が強みにも弱みにもなり得る
どの資質にも二面性があり、使い方次第では強みにも弱みにもなります。資質に良い資質、良くない資質というのはありません。「上位にある資質は日常の中で自然とやっていること・無意識でもできること」、「下位の資質は意識すればできるけど時間がかかること」のように認識しておくとよいでしょう。
なぜ強みにフォーカスするのか
ストレングスファインダーでは、その人の「弱み」ではなく才能(強みの元)にフォーカスします。ギャラップ社によると、弱みを解決するよりも、その人が本来持っている「強み」にフォーカスし「活かす」ことで、以下のように示す人が多いとされています。
・生活の質が非常に高いと報告する可能性が3倍高い ・仕事に積極的に取り組む確率が6倍高い |
このように、自分の強みにフォーカスするほうが、ビジネスなどの現場において最大限のパフォーマンスを発揮しやすく、またチームづくりにおいては、個々の強みをいかし合い、弱みを補うことができると考えられています。
一方で「弱み」は克服するものではなく、適切に管理することが大切とされています。ストレングスファインダーを使って弱みを自覚することで、それに対する対策を講じることが可能になります。
もったいない使い方と効果的なアプローチ
ストレングスファインダーは結果そのものではなく、その結果を受けてどう活かしていくかが重要です。以下のような「もったいない使い方」で終わらせるのではなく、「効果的なアプローチ」を意識して強みを適切に発揮しましょう。

自身の資質と仲良くなり、強みを発揮しよう!
ストレングスファインダーは、思考、感情、行動のパターンから自分の才能(強みの元)を見つけるのに役立つ自己分析ツールです。またトップ5の資質が同じ組み合わせになる人は3300万人に1人。同じ資質を持っている人同士でも、組み合わせによって全く異なる内容になることもめずらしくありません。
まず自身がどの資質を強く持っているかを理解し、どのような強みを発揮しているかを認識するところからはじめましょう。次に、資質同士がどう影響し合っているのかを見極め、それぞれが組み合わされるとどのような傾向があるのかを理解するとよいでしょう。
ストレングスファインダーを通して自分の資質を深く知り、あなただけの強みを発揮するきっかけになるとよいですね。